【DNS】ネットの速度が遅いと感じたらGoogle Public DNS の設定を見直してみよう

どうも最近、ネットが遅い気がする・・・・・。
と思いつつ、何が原因なのか分からず、しばらく放っておきました。

時々、早くなる(といっても普通の速度)こともあったので、
これといった原因が特定できなかったのです。

原因はブラウザか、環境設定か、AirMac(無線LAN)の調子か・・・・・。
ひとつづつ検証すれば判明はすると思うのですが、なかなかまとまった時間が作りにくいので、とりあえず何かアタリをつけて調べてみないと・・・・。

というわけでまず、ブラウザに原因があると見て、他のブラウザへ変更してみました。
通常はFirefoxを使っていたので、GoogleChromeへ変更したり、Safariへ変えてみたり。
結果、これといって劇的な改善は見られませんでした。

わずかにGoogleChromeを使った時は早かったような・・・・。
ここで、ちょっと気になったので以前に設定したGoogle Public DNS の設定を見直してみました。

Google Public DNSとは?

米Googleは12月3日、Web高速化の取り組みの一環として、無料のパブリックDNSサービス「Google Public DNS」を立ち上げたと発表した。

 DNSはサイトのURLをIPアドレスに変換する(名前解決と呼ばれている)ことで目的のサイトに接続する仕組みで、その変換は企業やISPなどのDNSサーバが担っている。ユーザーがWebサイトを訪問するたびに名前解決が行われているが、複雑なページを読み込むには複数の名前解決が必要なこともあり、その結果 Web閲覧のスピードが遅くなる。Googleは高速で安全なDNSサービスを提供することでユーザーのWeb高速化を助けたいという。

 GoogleはDNSのレスポンスが遅くなる主な原因の1つをDNSのキャッシュが失われることにあると考えており、大量のドメインのキャッシュをTTL(キャッシュ生存期限)が切れる前にリフレッシュしてサーバに保有し続ける。同社の世界規模のデータセンターとキャッシングインフラを活用することで、ほかのDNSサービスに問い合わせることなくユーザーに直接サービスを提供できるとしている。セキュリティ面では、DNSメッセージ中のクエリ名と関連するデータをランダム化することでなりすまし攻撃から防御する。なお、ブロッキング、フィルタリング、リダイレクトはユーザー体験の邪魔になるとして行わず、ユーザーが入力したクエリがミスタイプだったり存在しない場合はエラーメッセージを返す。

 プライバシーに関しては、Googleは高速なサービスに必要なテンポラリーなログのみを保存し、24〜48時間以内に収集した情報を消去するとしている。

 Google Public DNSを利用するには、ネットワーク設定を変更する必要がある(DNSサーバとしてGoogleが取得した8.8.8.8と8.8.4.4を指定する)。設定方法はGoogle Codeのページに詳しく掲載されている。

Google、無料DNSサービス「Google Public DNS」発表 – ITmedia エンタープライズ

Macでの設定方法はこちらが詳しいです。
Google Public DNSをMacで使う | Macの手書き説明書

Winな人はこちら。
Googleの無料パブリックDNSサービス「Google Public DNS」を使ってネットのアクセス速度を上昇させる方法 – GIGAZINE
 
 
 
以前から設定はしていたので、問題はないはず・・・・と思っていたのですが、思い出してみると設定したときはブラウザはたしかChromeを使っていた・・・・・・。
ということはFirefoxでは設定方法が若干違ったのではなかったか。

ビンゴ。
Firefox → 環境設定 → 詳細 → ネットワーク と進み、「接続設定」をクリック。

GooglePublicDNS_on_Firefox

「システムのプロキシ設定を利用する」にチェック。

GooglePublicDNS_on_Firefox_2

すると、先程までレインボーボールがぐるぐるしていたFirefoxがキビキビと動き始めました。
めでたしめでたし。

ただ、懸念が残るのはGoogle Public DNS設定が活かされてなかった、という理由であれば、SafariやChromeを使った時には改善していたはずなのに・・・・、という点。

ま、治ったからいいか。

同じ症状でお困りの方の参考になれば幸いです。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください