さきほど放映されたNHKの
「デザインウォーズ - ケータイデザインの舞台裏」
を観ながらテキストを起こしたのでとりあえずアップ。
NHKはいろいろあったけど、ときどきこういう有益な番組をやるので気が抜けない。
読み直してみると意味が分からない箇所が多々ありますが、
テレビを観ながらテキストを起こすって難しいんですね。
ということが分かりましたw
NHK デザインウォーズ ケータイデザインの舞台裏
韓国LG電子の例
全てをデザインに合わせる戦略
レーザーを超えるケータイをつくらなければ
チョコレートフォン 1000万台売った
NECの例
ケータイ開発の舞台裏
市場占有率が下がっている
以前は機能を盛り込んでいくことで売れていた。
このままではいけない
ミニマム
薄くする 技術的に困難 NECはどうしたいのか?
全ての機能をインプットして厚みは21ミリ → こういう議論ではいけない
製品を良くしたいからこうなります
技術側 デザイナー側は感性で言う 感性でモノは作れない
デザイン側 空想かもしれないけど、それを言わないといいものは作れない
薄さが重要な課題 ぎりぎりまで検討
韓国LG電子 韓流ケータイ
日本版チョコレートフォン プレゼン
日本側との交渉は10回を超える
日本側からの注文
機種名を赤く光らせることはできるか?
裏側の鉄製のレールを見えないようにできるか? →しょうもない注文(筆者の感想)
すぐに韓国スタッフとテレビ電話会議
どちらの注文も時間的に難しい
ソウルからの情報 → 爪の長い女性が触ったときにタッチセンサーが反応しない場合がある
他の部分をブラッシュアップしてその部分をカバーしたい
ソウル側 タッチセンサーを改良 反応したときに光を強くする 鮮明になることで美しさも演出する
NEC
次世代型機種を開発中
タッチパネルで進めていた開発 → 妥協するのか?
技術側はタッチセンサーを採用したい
デザイン側は従来のボタンにしたほうがよいのでは?と提案
「売れるもの、買ってもらえるものにしないと、会社存亡に関わる」
タッチセンサーを見送り 従来のハードキー採用で作り直し →かわいそうに・・・(筆者の感想)
インターネットが使いやすいように独自のキーをつける
ソニーエリクソン
昨年韓国LG電子を上回る売り上げをあげた
ケータイを閉じると蝶が舞う(今年の製品)
「人の心の動き、感動の仕方を理解したものづくり、そういう時代がすぐに来る」
ソニーのデザイン会議”shingi”(審議)
日本の顧客の感性に訴えるデザイン
ヒューマン エモーション 意外性
真新しい状態だけに価値があるわけではない
古着のジーンズに高いお金を出す人もいる →パティーナ(経年変化の味わい)
パティーナを表現する手がかりを求めて京都へ
こけ 銅が緑になっている など
時間とともに色や形が変化する
チタン、ステンレスは使わない
使っている人がデザインする
長い間人が使って一体感が生まれる 人はそれに愛着を持つ
韓国
改良した携帯を持って日本側と再度交渉に向かう
2割光量をアップ タッチセンサーを際立たせるデザインに
裏側のレールは目立たないように塗装を改良
フィックス → 今年発売
デザイン学生に来年発売するケータイをデザインさせるプロジェクト
50以上のデザインが集まった
こういう実験を常に行っていかないと今の時代やっていけない
ある種の保険のようなもの
NEC
デザイン中心戦略に舵を切った
デザイナーが先頭に立った開発
人の声を分析し、感情を読み取って光を表示する技術など
デザインがますます重要な要素になっていく
以上。
時間的なものもあるんでしょうけど、もっともっと突っ込んで取材してほしい、なんか消化不良・・・
というのがとりあえずの感想ですかね。
※7/24追記
NHKのサイトに当該ページがありました。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070723.html
再放送予定は
2007年7月25日(水) 深夜【木曜午前】0時20分~1時9分 総合
だそうです。
http://www.nhk.or.jp/special/rerun/index.html
昨日再放送を見ました。
NECの開発・デザインチームに比べて、ソニーエリクソンのデザインチームはお洒落だしカッコいい。携帯もそうだけど、やっぱ作る人も見た目とか雰囲気とかも大事だよなーと思いました。
何故だかNECはタッチパネルやめちゃうし・・・日本の携帯デザインにはもっと頑張ってほしいなー。
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TITLE: デザイン・ウォーズ
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先日、NHKスペシャル「デザインウォーズ ケータイ開発の舞台裏」で携帯電話のデザ
通りすがりさん
コメントありがとうございます!
>携帯もそうだけど、やっぱ作る人も見た目とか雰囲気とかも大事だよなーと思いました。
そうですよね。
結局、ひととなりというか、デザインする人の美意識みたいなものが製品に反映されてくるし、それを大切にする企業の姿勢も問われてくる時代なんでしょうね。
ま、そういう私は全身ユニクロですけど(涙)
NECの「感情を読み取って光を表示する技術」は面白いかなと直感的に思いました。 3年後というはなしですが、この技術にau 絵しゃべりメールで使われているVeepers技術(http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0707/25/news079.html)とシンクロしたかなり面白いのではと思いました。