【アプリ】驚きの高圧縮率!バックアップ時の容量圧縮に便利なツール『7zX』

    Sixty Five, Ltd. » 7zX

バックアップをとる際に、終了した案件のデータをDVDに焼いて保存しておこうと思ったら、フォルダ容量が25GBとかあって、血の気が引いた今日この頃。
DVDの容量は約4.7GBなので分割しなくちゃ焼けないし、分割する作業も手間だし。
どうしようかと思いつつ放っておいたら、いつの間にかHDの残容量が少なくなってしまい、仕方なく分割しようとしたときにこの記事に出逢いました。
わかばマークのMacの備忘録 : 7zX

zipアーカイブより30〜70%、より圧縮でき、解凍もできる「7zX」の紹介です。

ほほう、これは便利そうだ。
というわけで実際に使ってみました。

結論から言うと、すごく助かりました、これ。

 
まず、Sixty Five, Ltd. » 7zXでアプリをダウンロード後、圧縮したいデータを7zXアプリのアイコンにドラッグ&ドロップして起動します。

起動するとこんな画面。

    7zX_Add to Archive

(1)Conpression level

    圧縮レベルを選べます。
    とりあえず速いほうがいいならFastest。

(2)Preserve Macintosh resource forks

    ここにチェックを入れるとMacのリソースフォークを保持したまま圧縮できます。フォルダやファイルのカラーラベルとかね。

(3)Create Self-Extracting Archive

    ここにチェックを入れると自己解凍方式の圧縮ファイルになります。7zXで圧縮したものは7zXでしか解凍できませんので、他の人に渡すときはここをチェックしておいた方がよさそうです。

(4)Password

    解凍する際のパスワードを設定することができます。パスワードを入力しないと解凍できません(あたりまえか)。秘密のデータを圧縮するときには設定しましょう。同じパスワードを2回入力して設定します。

(5)Volume size

    大きなデータを圧縮する際に、任意のサイズで分割して圧縮できます。
    例えば私が実際に試した例で言うと、約15GBのデータフォルダに対して、ここを4GBにしておくと、4GB、4GB、987MB、という3つの圧縮ファイルになりました。
    もちろん、圧縮率や圧縮後のサイズは元データの内容に左右されるので、誰もがこのような結果になるわけではありませんが。
    ついでに言うと、例えばここを「4.5」GBとかにするとエラーになりました。整数値でないとダメなようですので、DVDに焼くという場合は最大で「4」ということでしょうね。
    それと、当たり前と言えば当たり前なんですが、(3)の自己解凍方式の圧縮にチェックが入っていると、ここにいくら数値を設定しても無効になります(分割されない)ので。

(6)Additional parameters

    ここは試していないのでアレなんですが、たぶん圧縮後のファイル名に文字列を追加できるのではないかと。

 
 
結果的にかなりの容量が圧縮でき、DVD-Rの枚数も焼く時間も節約できました。
念のため、DVD-Rに焼く際には、このアプリのディスクイメージも一緒に焼いておきました。
こうすれば、いざというときでも安心ですね。
 
 
いい事ずくめのようですが、残念な点もあります。
・大きなデータだと圧縮行程に時間がかかりますが、あとどれくらいで圧縮が完了するのか、プログレスバーがないので分からない、ということ。
ま、多分に心理的なことですので、必須機能ではないですけどね。信号待ちとかで、あとどれくらいで信号が変わります的な目盛りがあるとイライラせずに待てる、というようなことです。
でもアップデートで改善されないかなー?

あ、あと、明記されていないようですが、Mac専用だと思いますので、窓なひとはあしからず。
 
 
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