【薬事法改悪】厚生労働省に「医薬品のネット販売禁止はおかしいだろ」とパブリックコメントを送ろう(締め切り5月18日)

厚生労働省に「医薬品のネット販売禁止はおかしいだろ」とパブリックコメントを送ろう(締め切り5月18日) | Web屋のネタ帳
丸パクリOKとのことなので、引用させていただきます。

ヘンテコな規制を変えよう!-【ケンコーコム】
グダグダな展開になっている、医薬品ネット販売禁止動向の件です。 このままだと、バファリンも葛根湯も妊娠検査薬も何もかもネット販売禁止の方向。 バファリン買うのに薬剤師の手渡しが必須だとはとても思えないんですがねえまったく。

ちなみに、ネット販売が禁止となる薬品=第一類と第二類=の有名どころをちょろっと挙げるだけでもごらんのありさま。薬用養命酒もダメ。もうね、アホかと。

頭痛にバファリン、頭痛にエスタックイブ
風邪にルルかぜ内服液
葛根湯
便秘にはコーラック
痔にはボラギノール(A軟膏)
薬用養命酒
問題の省令はこの6月からの施行であり、つまりあと2週間ちょっとしかない状況でパブリックコメントもクソもなかろうと言いたいところですが、とりあえず送りましょう。 詳細は厚労省の意見募集中案件詳細(5月12日公示で5月18日締め切り)というページなのですが、パブコメの送り方がわかりにくいので簡単に言うと次のとおり。

1.厚生労働省:パブリックコメント受付というページにアクセス
2.「件名」の欄に 薬事法施行規則等の一部を改正する省令の一部を改正する省令案について と書く。
3.そのほかの欄を適宜埋める。
4.ご意見の欄に、「ふざけんなバーカ」とか書いてはいけません。 もう少し理知的に思いのたけを書きましょう。
なお、厚労省がこのパブコメにあたっての資料として公開しているものは厚生労働省:第6回医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会資料というページにあります。概要や、各委員の意見書がPDFで置いてある。

ちなみに、前回のパブリックコメントの抜粋がケンコーコム社長ブログにありましたので勝手にコピペしておきます。ご参考まで。

健康とECのBlog: 隠蔽されているパブリックコメント
1)(今回の省令案では)現在、昔から私が東京から送ってもらっている漢方薬が買えないことになります。
私は人工透析を行っている身体障害者1級です。ふらつきが強く、東京にいる息子から漢方薬を送ってもらったところ体調が非常によくこの漢方薬が大変気に入っております。もしこの漢方薬がなければこの先困ります。現在76歳です。長崎で同じ薬を見つけられないし子供に買ってもらうわけにも行きません。この法律を作らないで今までと同じようにしといてください。パソコンで手紙だけは打てるのでこのお手紙を書いていますが、今後歩けなくなったら、インターネットで自分にあったものを探すようになると思います。そのとき、送ってもらえないのは非常に困ります。 よろしくお願いいたします。(※)

2)薬局で買いたい人は薬局で買えばいい。ネットで買いたい人はネットで買う。
選択は消費者がします。正しい情報、正しく指導してくれるだけで十分です。
男性恐怖症、対人恐怖症の人も世の中にいるのです。
相談できなくて困っていたとき、ネットの存在はとってもうれしかった。対面では言いたいことも言えない人がいることを知ってください。わかってください。
本当に困るのです。そして、
勝手に決めないでください!

3)私の父は肺がんです(本人、家族には内緒です)。
手術は不可能(H19年6月のことです)。
必死でインターネットで探しました。そして漢方を見つけました。ワラにもすがる思いで、相談し、漢方を取り始めました。そして1年がたち、検査の結果、どこにも転移がありません、進行がとまっています。
どんなに感謝していいかわかりません。
私のような人は全国にたくさんいます。あなた達はその命を奪うのですか?これを施行したらあなたたちは人殺しだ!絶対に反対!絶対に許さない!人殺し!

4)私は、重症虚血性脳症の子どもと1歳の子どもをもつシングルマザーです。幼子や全介助(3時間おきの痰の吸引や体こうなど)が必要な障害者をもつ家庭では近所のお店に買い物に行くことすらままならないので我が家のように必要なものはほとんど宅配サービスやネットショップで購入している家庭も少なくないと思います。うちでは介助するのに必要な消耗品や医薬品などもほとんどネットショップで購入しています。ネットショップには種類が豊富で近所の大型ドラッグストア等でも無いような少し特殊な介助に必要な商品もあって大変助かっています。(近所のドラッグストアなどは一般的な人に対して一般的な商品しか置いていない)
ですから郵便などによる医薬品の販売が禁止されることは死活問題と言っても過言ではありません。我が家のような近所に買い物に行くことすら容易でない人の為にもそのような法律は撤廃していただきたいです。(※)

6)私は一人暮らしで、不安神経症のため外出が困難です。地方に住む両親は足が悪くやはり外出が困難です。私がインターネットで薬を送ることもたびたびあります。現在の便利なネットショッピングが続けられるように切に願います。

7)私どもは、脳卒中者の唯一の全国組織である***です。このたびの省令案につきまして、意見を持っておりますので述べさせていただきます。
脳卒中者は、再発や余痛の危険と常に隣り合わせており健康維持は最大の課題です。また同時に後遺症としての片麻痺障害のために移動が困難なものも相当数おります。このようなことから、移動することなく必要な薬を手に入れることができる方法としてインターネットでの購入や置き薬は大変便利で助かっています。
このたびの改正により、薬局や店舗に移動しなくては必要な薬を手に入れることができなくなることは、脳卒中者の健康維持に支障をきたす恐れがあり、危惧しております。
このようなことから、このたびの改正を中止していただきますようお願いいたします。(※)

10)私には4歳になる息子が居ます。
この息子は、知的障害を伴う自閉症、注意欠陥多動性障害です。療育手帳は十度の判定です。厚生労働省に勤務されているのであれば、どういった症状か理解していただけると思います。この息子を連れての外出はかなり困難です。日常の買い物は、主人が仕事から帰ってから、もしくはインターネットでの買い物を利用していました。
この4月からは、知的障害者通園施設に通園できるようになり、日中の自由な時間(四時間程度)を手に入れることが出来、買い物や私自身医療機関の受診ができるようになりました。
このことからもわかるように、私自身の風症状等はインターネットで薬を購入して乗り切ってきました。息子自身は、病院で待つということが出来ませんので、鼻水、咳くらいの症状では病院につれていくことができません。
今は、近所の薬局で医薬品を買うことは出来ますが、以前は一切出来ませんでした。北九州市には、子供を保育所で一時的に預かってくれる一時保育制度があり、週に一度ほど利用していました(息子が多動で買い物にいけないため)が、息子の障害がわかり、北九州市立療育センターへの母子通園(週に二回)が始まると、役所職員に「税金の無駄遣い」といわれ、一助保育制度の利用が出来なくなりました。そのため、一年間一人での買い物(食品、日用品)をする時間が奪われていました。私は、今現在、日中に時間が持てるようになりましたが、今後息子が小学校に入学し、長期休暇(夏休み等)になればまた、日中に買い物にいけず、医療機関の受診もできなくなります。
障害児を持つ親は、はっきり言って育児が大変です。私のような親のためにも、インターネットでの医薬品の販売を認めていただけませんか?(※)

11)***と呼ばれるところに住んでいます。膠原病を患っていて、治療薬はまだ開発されていないそうです。症状を和らげるため、医者から勧められている健康食品を摂っています。が、周辺の薬局(大きなショッピングセンターの薬局も)は、田舎ということもあり、本土に比べて商品の数が非常に限られています。出来るだけ健常者として生活したいので、通販で薬を取り寄せて頑張っています。周りで病気を抱えている人たちも、同じ状況です。・・・に住む人間の命綱を盗らないでください。(※)

17)私が愛用している薬は富山県で作られている薬で、何年か前私が旅行に行った時に胃腸の調子が悪くなりましたので買い求めたものです。その薬によって救われ他の薬では効かなかったので、続けて服用しようと同じ薬を都内で探しました、近所に薬局は何件もありますが、どの薬局でもその薬は置いてないし問屋さんより仕入れることができないと云われましたのでやむを得ず富山に電話して送ってもらっています。大変親切な薬剤師さんが対応して下さり、かぜ薬、咳止めなどもまとめて購入しております。薬に関しての分からないことはその都度富山に電話で薬剤師さんに相談して飲んでおります。先日富山に
薬を注文しましたところ、来年の6月から薬を送ることができなくなるかもしれないので、了承して欲しいと云われました。なぜなのですか?との問いに薬は薬局の薬剤師さんなどの資格者から直接手渡しでなければ不慮の事故が起きる可能性があるので宅配便の薬の配送は認められない?と聞きました。電話相談で地方の薬剤師さんに詳しく相談したうえで希望の薬を発送して買い求めるのに何が問題なのですか?忙しい世の中、地方で購入した同じ薬が飲みたい場合、貴重な時間と旅費をかけて出かけて購入した薬局に出向かなければいけない理由はなんですか?都会でも自分が希望する薬を扱っていない薬局が多数あり注文して取り寄せることができないと云われる事が多くありますし、その薬品を取り扱っている薬局があっても不親切で質問しても納得する説明もしてくれない場合も多々あります。これらの事は消費者への医薬品の安全性を云いつつ、希望する薬品を購入する理由を著しく阻害する法律の改悪以外なにものでもないと切に思う次第です。
消費者いじめの改悪です。薬の法律改正に絶対反対します!!

パブリックコメントを提出した – グラス越しに見える日常と非日常
厚生労働省に「医薬品のネット販売禁止はおかしいだろ」とパブリックコメントを送ろう(締め切り5月18日) | 役立タズ此処ニ眠ル。
厚生労働省に薬事法改正の件でパブリックコメントを提出した – ウェビンブログ

楽天の三木谷さんも大激怒です。

楽天の三木谷です。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

メディア等ですでにご存じの方も多いかと思いますが、今般厚生労働省が大衆薬の通信販売、ネット販売を事実上禁止する省令案をまとめ現在一般の方から意見(パブリックコメント)を募集しています。楽天市場を運営する我々としては、このような時代錯誤の案に断固反対し、徹底的に戦う所存です。皆様におかれましてもぜひパブリックコメントを提出いただければ幸甚です。

そもそも、今回の省令は薬事法にはのっていない「対面」の原則というものを、厚生労働省主体で決めています。明らかに、国民の権利・自由を奪うこのような省令は違憲であり、規制改革会議もその点を指摘しております。対面でないとどうして安全でないというのでしょうか?リスクを説明しろというのであれば、ネットの方が優れています。また、忙しい方、近くにまともな薬局がない方、障害者の方から悲鳴に似たコメントが寄せられました。妊娠検査薬、ちょっと恥ずかしい水虫の薬、育毛剤、軽い風邪薬について、なぜ対面でなければだめなのでしょうか?

反対署名も140万筆集まりました。有識者も多く反対しています。
にも係わらず、厚生労働省はそういう意見を結果的に無視するということです。薬局のない離島居住者だけは救う、同じ薬の継続購入者であれば救う、という全く意味のない取り繕いの案がパブリックコメント募集として提示されています。

世界は、ネットを使い如何にコストをさげ、広く医薬品を提供するかという風に流れています。アメリカ、EU各国だけでなく、中国も含め大多数の国が積極的に取り組み一般用医薬品のネット販売が推進されるなか、日本だけが時代錯誤、非常識な政策を取ろうとする背景は何でしょうか?事実だけをお伝えしますと、厚生労働省から、専務理事含め多くの幹部が日本薬剤師会に天下りし、当会の児玉会長が会長を兼ねる日本薬剤師連盟から3年間で10億を越える多額の政治献金が行われています。

現在、一般的に販売されている大衆薬は約4,000種類です。どんなに過疎地でも、どんなに忙しくても、視覚障害の方でも、自分にあった薬を手にいれることができるようになっていたのです。約850万人(推計)の方がネットで医薬品を購入したことがあります。

意見提出期間は来週月曜日の5月18日までと限られていますが、是非とも、厚生労働省の省令案に対し、パブリックコメントを頂ければと思います。
省令案及びパブリックコメント提出の方法は、こちらをご参照ください。

【参考】今までの経緯等
・規制の内容についてはこちら
・今までの経緯についてはこちら
・消費者の声についてはこちら

楽天株式会社
代表取締役会長兼社長
三木谷 浩史

どうして自分のことしか考えないような人が役人になってしまうような国になってしまったのだろう?
おかしいよねえ。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください