※「ペルソナ名刺」サイトに書いたコラムを再掲しています。
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#008 あなたの名刺は「残念名刺」?
#008 あなたの名刺は「残念名刺」?
Photo by Stuart Frisby
■「残念名刺」とは?
最近、あちらこちらの交流会へ出席させていただいています。
交流会ですから当然名刺交換をするわけですが、数十人の方と名刺交換させていただいていつも思うのは、
「名刺を見ても何をしている人なのかがわからない!」
ということです。
名刺を受け取って、業種や職種を探したり、オモテ面に見当たらなければウラ面までひっくり返して見たり・・・・。
それでも結局わからず「あのぅ・・・・どういったお仕事を・・・?」と聞くことになってしまいます。
これがいわゆる「残念名刺」です。
(もちろん私が勝手に命名しましたww)
他にも、カッコよく英語で表記された名刺も多いですね。
たしかにかっこいいのですが、読むのに苦労します・・・・。
「WEB Director」くらいなら分かるのですが、
「INTELLIGENCE OFFICER」とか、絶対分かりませんからー!(笑)
カッコイイ ? 名刺
Photo by Justin Ruckman
私もデザイナーですから以前はカッコイイ名刺を作っていました。
カッコよく作るのって、簡単なんです。
いくらでもバンバンできますよw。
大抵の「カッコイイ名刺」に共通するのは、
●余白が多い
●横文字が多い
というものですね。
でもそのかっこいい名刺で仕事がとれたことは一度もありません・・・・。
「残念名刺」の定義をまとめると、
(1)何をしているかすぐにわからない
(2)カッコイイけどわかりにくい
「人は見た目が9割」なんて言われますが、これは心理学的にもほぼ正しいとされています。 身なりや服装、振舞いなどのマナーは当然ですが、名刺にももう少し気を使わないと損すると思います。
名刺に「仕事」をさせましょう!
Photo by Robert Gaal
名刺交換をするという場面は主にビジネスでのシーンだと思いますが、そうであれば連絡先だけの書かれたものを渡すよりも、自分をより理解してもらえて、あとから思い出してもらえて、後日連絡をいただけるような名刺にするほうがいいですよね?
前述の「カッコイイ名刺」を「仕事をさせる」という観点から見ると、
●余白が多い → 情報量が少ない → 何してるかわからない
●横文字が多い → 判読率が低い → 何してるかわからない
ということになります。
つまりビジネスをしようとしている相手に対して、
わざと「何をしているかわかりにくい」印象を与えてしまっているのです。
もったいない! と思いませんか?
これからビジネスをしようとしている相手に対して、
「私はこういうことができます」というのは普通のことなのに、名刺ではそれをやっていない・・・・・。
おかしい と思いませんか?
名刺はビジネス最強のツール
Photo by CalEvans
名刺は日本のビジネスシーンにおいては最強のツールです。
なぜなら、
(1)必ず受け取ってもらえる
(2)必ず目を通してもらえる
(3)保管してもらえる
(4)後日連絡しやすい
という特性があるからです。
(4)の後日連絡しやすい というのは、
名刺を受け取った側もそうですが、名刺を渡した側にも言えることです。
「先日名刺交換をさせていただいた◯◯です・・・・」という書き出しでメールすることもできますからね。
せっかく縁あって、お渡しする名刺ですから、きちんと「仕事」もさせましょう。
「Webサイトは御社の"営業マン"のようなものです。ぜひ構築しましょう!」
と言っているWEB制作会社の方の名刺が
さきほどの「残念名刺」だったら・・・・。
あなただったらそのWEB制作会社に頼みますか?
まずあなたの「名刺」を営業マンにすることをオススメします!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
興味を持たれた方はどうぞお気軽にお問い合せください。