オンラインショップというと、商品が見やすく、整理されていて、およそクリエイティブな印象は薄いと思います。
見た目のグラフィックよりも、購買商品が選びやすい、とか、購入代金が大きく明記されている、など、どちらかというとユーザビリティを重視しがちではないでしょうか。
それらの考え方は間違っていないと思いますし、ショッピングサイトという性格上、実際に売上があってナンボでしょうから、正しい考え方なのでしょう。
しかし、次に挙げるブログ記事では、グラフィカルで洗練されていて、日本人の感覚からするとおよそショッピングサイトとは思えないような、クリエイティブなオンラインショッピングサイトを紹介しています。
Design Showcase Of Creative Online-Shops | Design Showcase | Smashing Magazine
ネタ元記事には43のオンラインショッピングサイトが紹介されていますが、ここでは気になったものをピックアップしておきます。
インパクトは強烈ですね。
Flashでグリグリ動きます。選びやすいか、と言われるとそうでもないと思いますが、この目新しさがショッピングのワクワク感を演出している、と思います。
Yellowood
スノーボードって、どれもほぼ同じカタチで同じような材質でしょうから、こういった絵柄そのものがセールスポイントになるんですね。
訴求すべき要素をしっかりと見せています。
Free People
女性らしいデザイン。アナログ感で雰囲気がありますね。
商品のみでなく、シーンで見せる好例かな、と。
Bisley Perfect Order
控えめなアナログテイストが非常にセンスを感じます。
一見簡単に作れそうですが、こういうのが一番手がかかる（笑）
ShoeGuru
シンプルイズベスト。迷いようが無いという点ではショッピングサイトとしては堅実か。
余計なものを排除する、「削ぎ落とすデザイン」はデザインの王道でしょう。
Threadless
こちらも商品だけでなく、人物が着用しているシーンで魅せる演出。
なにより着ている人たちがみんなハッピーな顔してる。
サイト全体も、配色も含めて、ハッピーさが伝わってきます。
こういう「全体の雰囲気」が購入のクロージングに与える影響って馬鹿にならないと思いますよ。
Akachanwear
かわいらしい。思わず我が子の服を買ってしまいそう（笑）
子を思う親の気持ちは全世界共通なんだなー。
Axid
日本で言うと「ギャル系」ファッションなんでしょうか。おっさんにはわかりませんが。
ターゲットが絞られているなら、ここまでやってもいいんだ、という好例。
サイトデザインは結局のところ、世界観の演出・雰囲気作りであり、世界観がうまくハマれば購買に結びつくよ、ということかな。
Fox Cubs
こちらも商品の持つ世界観とサイトデザインが非常に良くマッチしています。
< 自然>< エコ>< アナログテイスト>の最強コンボ。
ネタ元記事にはその他にも秀逸なデザインがたくさんあります。
Design Showcase Of Creative Online-Shops | Design Showcase | Smashing Magazine