
【五輪】オリンピックに関するあらゆる資料を集めた『Olympic Games Museum』
オリンピックには興味はないけれど、便乗ネタをエントリー。
オリンピック(夏期)に関するあらゆる資料が網羅されている、その名も『Olympic Games Museum』というサイトがありました。
公式バッジやメダル、ピクトグラムなど、様々な資料が並んでいます。
私が注目したのはポスターです。
オリンピックを象徴するグラフィックとは、どんなものなのか、気になりますね。
ちょっと見てみましょう。
ポスター一覧はこちらからご覧になれますよ。
Olympic Games Poster Quick View
第1回目、1896年アテネ大会のポスターはこんなかんじでした。
なんというか、ああアテネだな、ギリシャだな、と思わせますね。
1908年ロンドン
なんかマンガちっくですね。
1912年ストックホルム
グラフィカルになってきました。
1924年パリ
どうやら二つ作られたようですね。
どちらもインパクトはあります。
1936年ベルリン
初めてポスターに「五つの輪」が出てきました。
「五輪」自体は1914年に発表されているらしいですが。
近代オリンピックの象徴でもある五輪のマーク(オリンピックシンボル)は、クーベルタン男爵が考案し、世界5大陸(青:オセアニア、黄:アジア、黒:アフリカ、緑:ヨーロッパ、赤:アメリカ)と五つの自然現象(火・水・木の緑・土の黒・砂の黄色)とスポーツの5大鉄則(情熱・水分・体力・技術・栄養)を、原色5色(および単色でも可)と5つの重なり合う輪で表現したものであるとする説が有力だ。他にこの五色で世界の国旗全てが表されていたとする説もある。5つの重なり合う輪はまた、平和への発展を願ったものである。なおこの五輪マークは、1914年にIOCの創設20周年記念式典で披露され、1920年のアントワープ大会から使用されているが、木綿で作られた五輪旗は一度盗まれ1980年のモスクワ大会では閉会式でアメリカに五輪旗が伝達されず次の大会ではレプリカを使用された出来事があり、そして1992年のバルセロナ夏季大会から合成樹脂の五輪旗が使われている。
via: 近代オリンピック – Wikipedia
1960年ローマ
これなどは今見てもちょっと洒落てませんかね?
1964年東京
いよいよ日本・東京です。アジア初の大会でした。
日本初であると同時に、アジア初のオリンピック。歴史的に見ると、第二次世界大戦前にも夏季オリンピックの招致に成功したほどの国力を誇った日本が、第二次世界大戦敗戦後の荒廃から19年を経て立ち直り復興を遂げた後、取り組む国家的イベントであり、再び主要先進国として国際社会に復帰するシンボル的な意味を持った。
via: 東京オリンピック – Wikipedia
4種類もあったんですね。気合いが入っています。
シンプルで力強く、戦争で失った信頼をこれから取り戻し、発展していくのだ、という想いが伝わってきます。
まさに「三丁目の夕日」の時代。
だれもが「一生懸命に」生きていた時代。
嗚呼、素晴らしい。そして美しい。
デザインは亀倉雄策氏。
亀倉 雄策(かめくら ゆうさく、1915年4月6日 – 1997年5月11日)は、日本出身のグラフィックデザイナーである。代表作にフジテレビジョンの旧シンボルマーク(8マーク)や日本電信電話(NTT)のマーク、東京オリンピックのポスターなどがある。
via: 亀倉雄策 – Wikipedia
1968年メキシコシティー
う〜〜〜〜ん、目が回る〜〜!
1972年ミュンヘン
やっと私が生まれた年。ドイツのミュンヘンですね。
上記の図案のほか、各競技別(21競技)にポスターが制作され、合計22種類あるそうです。
そしてあの、忌まわしい事件「ミュンヘンオリンピック事件」があったことは忘れてはいけません。
1976年モントリオール
「世界がひとつに歩み寄る」というメッセージ、かな?
1980年モスクワ
日本はボイコットしたんでしたっけ?
上にある山型のラインが五つの輪を押しつぶして・・・・と見えなくもない。
政治的な匂いがプンプンしますな。色もくすんでいるし。考え過ぎ?
1988年ソウル
このあたりになると、なんとなく、記憶がありますね。
ポスターは、まあ、なんというか、ぱっとしませんな。
1992年バルセロナ
これはこれでシンプルですね。好きなデザインです。
1996年アトランタ
シンプルでカラフル。
中の白い人が『超人バロム・1』(バロム・ワン)に見えたのは私だけ?(笑)
2004年アテネ
原点回帰。アナログチックだけど、「やりすぎていない」テイストが絶妙ですね。うまいなあ。
2008年北京
今まさに開催中の北京大会ですが、ネタ元サイトにはポスターが無く、他で探してみたのですが、これしか見当たらなかったです。
北京オリンピックの公式サイトはこちら。
The Official Website of the Beijing 2008 Olympic Games
こうして歴史を振り返ってみると、あらためて日本のグラフィックデザインの力量というのは、世界的に見ても最高レベルなのだな、ということがよおく分かりましたね。
ネタ元サイトではここでは取り上げなかったものも大量に資料があります。
興味のある方はご覧になってみてください。
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オリンピックを生中継してるみたい!
スポーツ好きの人にお勧め、かな。
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この毒が持ち味といえば持ち味なんだけど・・・。
確かに「泳いで帰れ」だった。