Logo design tips | Design daily newsという記事より。
ロゴをデザインする際に注意すべき心構えについて書かれています。
ロゴデザインは簡単なように見えて実に奥深いものです。
しかもデザインの基礎が詰まっているとも言えます。
その10の作法とは、
1.Work with vectors
2.Don’t use more than 2 fonts
3.Keep it readable
4.Test sizes
5.Adapt it for dark backgrounds
6.Make sure it works well in black and white
7.Don’t include photos in your logo
8.Look at it upside-down
9.Don’t follow trends
10.Get specific feedback
となっています。
ひとつずつ私なりに超意訳してみましょう。
英語はからっきしなので、間違っていたらごめんなさいよ。
1.Work with vectors
「ベクターデータで造るべし」
ほとんどのデザイナには当たり前のように聞こえますが、中にはピットマップで作られていて、拡大縮小するとガビガビになってしまうものもあります。
ロゴは名刺に入れたり、封筒に刷り込んだり、WEBサイトでも使うものです。つまり様々な大きさで使用するという前提を踏まえて作らなくてはなりません。
ベクターデータならば拡大縮小してもフォルムが保たれますからね。
2.Don’t use more than 2 fonts
「フォントは2種類までに留めるべし」
これはロゴタイプの場合でしょう。ロゴマークが図形的なもので、ロゴタイプが社名などの文字的なものね。
ロゴタイプに使うフォントは多くても2種類まで。それ以上使うと可読性や判読性・一貫性が損なわれるから。
あえて多数のフォントで表現する場合もありますが、その場合でも2種類以内でスケッチしてみて、そのあとのバリエーションとして考えるべきでしょう。
では、なぜ1種類ではだめなのか。だめじゃないけど、2種類を使ってメリハリをつけるとうまく収まる場合が多いのですよ。
3.Keep it readable
「可読性を保つべし」
これは「2」ともかぶるけど、ロゴタイプの場合読めなくてはロゴの意味をなさないから。
読みにくくするのは簡単です。どんどん崩して行けばいいから。
崩しながらもきちんと読めるレベルに留めるところが腕の見せ所です。
4.Test sizes
「様々な大きさを検証すべし」
「1」で述べたように、ロゴはいろんな大きさで使用するという前提があります。いろんな大きさをプリントアウトするなどして検証してみましょう。特に小さくした場合は線がつぶれていないか、など細かくチェックする必要があります。
5.Adapt it for dark backgrounds
「黒背景の上に置いたときの見え方もチェックすべし」
紙にスケッチするとき、Illustratorで作成するとき、ほとんどが「白背景」で作業するでしょう。しかし、ロゴが使われるシーンはいつも白背景ばかりとは限りません。黒いマグカップに使われるかもしれません。そういう様々なシーンでの見栄えを想定しておきましょう。
6.Make sure it works well in black and white
「白黒にしたときの見栄えもチェックすべし」
「5」に関連して、様々なシーンを想定するバリエーションとして、ロゴ自体がカラーではなく白黒だったときの見栄えも考えて作りましょう。カラーでの微妙な色合いは白黒2値にしたときにどうなるか。
7.Don’t include photos in your logo
「ロゴに写真を含めるべからず」
「1」でベクターデータで作るようにあったので、まさか写真をロゴに使うことはないと思いますけど。
写真はベクターデータではありません。ピットマップです。
8.Look at it upside-down
「逆さまにして見栄えをチェックすべし」
これは結構便利なtipsですよ。ある程度出来上がったら、そのロゴを逆さまにしてみましょう。
自分でも気づかなかった余白やバランスが新たな視点から検証できます。
これはロゴに限らずイラストなどでも応用できますね。
9.Don’t follow trends
「トレンドに流されるべからず」
一時期流行った「Web2.0」的なロゴデザインがありましたね。グロスチックなテカテカした質感、鏡面リフレクトなどなど。だれもが「Web2.0的」なるものを意識させたいのでしょうが、どれも同じに見えてしまって、デザインとしてはイケてないですよね。しかももう、そのトレンドは終息しています。
「何のためのデザインか」をもう一度考えてみましょう。
10.Get specific feedback
「具体的な質問をして感想を得るべし」
単にロゴを見せて「どう思う?」と聞いてみても、多くの人はそれぞれの感覚で答えるので、フィードバックとしては何の意味もなさないでしょう。「これ、何の会社のマークだと思う?」など、ちょっと具体的に聞いてみたほうがいい。そのフィードバックはきっと役に立つでしょう。
以上、自分勝手な超意訳でした(笑)
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