CREATIVE MAC

【Application】ついつい詩的な文章を書いてしまいそうなテキストエディタ『OmmWriter』

gladdesign 

OmmWriter Beta

なんという素晴らしいテキストエディタなんだ!
思わず衝動的にエントリします。

OmmWriter というMac用のテキストエディタです。

Welcome – Ommwriter

まずはどんなアプリなのか。
この動画を見てもらうとわかりやすいです。

OmmWriter

Ommwriter from Herraiz Soto on Vimeo.

幻想的なフルスクリーン。静かなBGM。必要最低限のツール類。
どれをとってもエレガントです。

あまりにも心地よいので、ついつい詩的な文章を書いてしまいそうです(笑)

なんとも不思議なアプリです。

他のどんなテキストエディタとも違う、独特の雰囲気を持っています。

効率を高めるための機能、というわけではなく、ただ静かにキーボードを叩く音すら心地いいと思わせる、そんなアプリ。

文章を「書く」というよりも「綴る」と言ったほうがしっくりきます。

テキストのエフェクトは最小限。
マウスを動かさなければ、ツール類すら見えなくなる仕様。
ささやかに奏でる静かなBGM。
無背景にもできる、さりげない背景。

淡々と、粛々と、ゆったりとした時間の中で、心穏やかになれるアプリなんて、今まであったでしょうか?

あまりにも心地よいのですが、会社の事務所内で使っても効果は半減しそうですね。
やはり、夜、家に帰って寝る前の少しの時間、一日を振り返って心の底に沈殿した「ことば」をすっと洗い出す。
そんな使い方を妄想してしまいます。

それにしても不思議なテキストエディタです。
OmmWriter

調子に乗って、こんな文章がスラスラと出てきます。やばいです。自分じゃないみたいです(笑)

要OS 10.5 以上。無料です。
配布サイトにて登録すると、ダウンロード用のURLが送られてきますよ。

気になる方はお試しを。
Welcome – Ommwriter
(via Mac OS X用の幻想的なテキストエディタ | CREAMU

(追記:2009/12/18)
Ommwriter Beta V2 now available
本日朝早く(ていうかまだ夜中)にニュースレターが届いていました。
まだベータ販ですが、バージョン2がリリースされたよ、という内容でした。
早速インストール。ダウンロードしてディスクイメージを展開すると出てくるアプリ本体をアプリケーションフォルダにドロップするだけです。

新たに改善された点は、

1. Word Count: For all of you bloggers, journalists, for whom every word counts.
2. Auto-save. For all those undesirable moments, when Murphy’s Law kicks in. In those desperate circumstances you can now recover most of your lost work (backed up every 3 minutes). In times of need, you will find this file in “Library/OmmWriter/OmmWriterBackup.omm”

1.文字数カウント
しかしこれ、実際に文字を打ってもどういう基準で数えているのか不明です(笑)
文字数というより行数なのかな、とも思ったけど、どうも若干違うようだし。
元々最低限の機能だけで構成されていたので、別に必要ないと言えば必要ないのですが。

2.自動保存
これはありがたい。特に意識することなく、バックグラウンドで保存していてくれれば、イザという時にも安心です。
3分間隔で保存しているようです。
バックアップを取り出す時は、”Library/OmmWriter/OmmWriterBackup.omm”を参照せよ、とのこと。

あと、細かなバグフィックスが施されているようですね。


Recommended Posts

TV

【TVドラマ】2025春(4月開始)ドラマリスト

2025年4月開始ドラマの中で個人的に気になったドラマ絞りに絞っての15本のリストである。
2025年前期の朝ドラ『あんぱん』(今田美桜主演)を除くと、突出して目玉となりそうな作品がないという寂しいラインナップ。
強いて言えば『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(多部未華子主演)が『私の家政婦なぎささん』のようなテイストに感じられ期待はしている。
あとは安定の日曜劇場が安定の阿部寛で臨む『キャスター』、瀕死のフジテレビの最後の徒花とならなければいいなと願う『続・続・最後から二番目の恋』(小泉今日子と中井貴一のダブル主演)に期待。

gladdesign 
MOVIE

【MOVIE】『怪物』(2023:日本)他者との対話で己を知ること

そのラベリングは正しいと言えるのか?
そんな問いを思い浮かべたのだが、観終わって、自分自身に自信がなくなってしまった。
他人の、ある一面だけを見て分かった気にならないように気をつけていても、見えていないことを理解することはとても難しい。
バイアスを持たずに、状況から事実だけを積み上げたつもりが、実は全く違う真相を持っていたりする。
事実がもしかしたら事実ではないかもしれない、と疑い始めたら、では何を信じればいいのだろうか?

gladdesign 
オールド・テロリスト
BOOK

【BOOK】『オールド・テロリスト』村上龍:著 幸福よりも大切なのは今と明日を生き延びること

戦争を経験した最後の世代が、後期高齢者となって現在の日本を憂い、革命を起こすべく立ち上がりテロを起こす。
そんな荒唐無稽な設定が、現実にあり得ないとは言い切れない、と思わせるほどのリアリズムで、精緻な筆致によって綴られている。
本書が刊行された2015年から10年経った2025年は、「団塊の世代」全員が後期高齢者になる。
戦後生まれの「団塊の世代」は戦争を経験していない先頭の世代である。
もう戦争を経験した世代が元気にテロを起こすことはないかもしれない。
だが、本作にはテロを起こすしかないと思えるほどの、ある感情が、今もなお日本を覆い尽くし、閉塞感を突き破るのではないかと問うているのだ。

gladdesign 

コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.