TOKYO MX news より。
東京学芸大学附属世田谷小学校でCMを教材とした授業が行われたそうです。
自己紹介のCMを作り、みんなの前で発表するというもの。
「人前で発表する大切さを教え、コミュニケーション能力の向上が目的」だそうです。
CMを教材に「広告小学校」
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=LUS2SoCGgCA]
なかなかよい試みではないでしょうか。自己表現したくてもできない子には、こういう機会があるとやりやすいでしょうし。
この子たちが大人になるころの社会が、いったいどんな社会なのかが分かりにくいヨノナカですが、まず間違いなく考えられるのは、「真面目に働いていれば生きていける」というのは幻想で、どれだけ他の人とのコミュニケーションをうまくやるか、が重要なのだということ。
そういった意味では、「CMを作る」という作業は、何が一番言いたいかを明確にする必要があるし、それをどうやったら効果的に伝えられるかを考える必要があるので、いい勉強になるでしょうね。
もちろん、いろんな「知識」も必要だけれど、「知識」はあとからでも仕入れることは出来る。
しかし、コミュニケーション能力というのは、経験値も必要だし、自分を客観的に見つめ、また、客観視された自己を認めることができる精神が土台になっていると思うので、割と早いうちから教育に取り入れられてゆくことは、結構重要なことだと思います。
あ、なんか真面目風なこと書いちゃった。おしまい。
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