【MBA】MacBookAirが起動しなくなった時に行う対処法メモ

現在の私の環境は、iMac 20インチ(以下iMac)を母艦として、サブ機でMacBookAir(以下MBA)を使っているのですが、ソフトウェアアップデートをかけると起動できなくなる、という奇病にかかっておりました。
そのため購入時のバージョン 10.5.4 のままで騙し騙し使ってきたのですが、先日の記事「【Application】ついつい詩的な文章を書いてしまいそうなテキストエディタ『OmmWriter』」でご紹介したアプリ「OmmWriter」はインストールできなかったのです(配布元サイトでは10.5以上、としか書いてありませんでしたが)。どうしてもこのテキストエディタを入れたかったので、再度アップデートに挑戦してみました。

10.5.4からいきなり10.5.8にアップデートをかけるとダメなのは分かっていたので、10.5.6〜10.5.7〜10.5.8と段階的に上げていきました。
しかし、結果はやはりダメ。起動する度にカーネルパニックな画面に・・・・・。

絶望的な気分になりながらも、解決策を模索しました。
以下、死闘のログです・・・・・・・・。

アップルのサイトのサポートページで調べてみました。
アップル – サポート – 検索

案外、MBAのトラブル事例は多いのですが、私と同じような症状はあまり見られません。
仕方が無いので、「電源が入らない MacBook Air のトラブルシューティング」を見ながら、ひとつづつ検証してみました。
しかし、そもそも「電源が入らない」わけではないので、結果は芳しくありませんでした。

とりあえず、TimeMachineで10.5.4に復帰しようと試みましたが、起動すらできないのでそれも適いません。
そこで思いついた方法は、「セーフブートで起動」することでした。
Mac OS X:セーフモードで起動する
セーフブート(セーフモードで起動)とは、「shift」キーを押したまま起動する方法です。

起動音が聞こえたら、すぐに「shift」キーを押したままにします。「shift」キーは、起動音が聞こえた時点ですぐに押す必要がありますが、その前から押さないでください。

ここ注意です。

Macをセーフモード(Safe Mode)で起動する方法 / Inforati
とりあえず、セーフモードでは起動できました。
ここで外付ハードディスクをUSBでつなぎ、TimeMachineで10.5.4への復元を試みました。
が、TimeMachineが正しく起動しない・・・・・何故だ!(怒)

原因はよく分からないのですが、兎にも角にも機能しないので、TimaMachineでの復元は諦めないといけないようです。
次に試したのが「PRAMクリア」。

PRAM をリセットします。(電源ボタンを押したら、初回起動音に加えて少なくとも 1 回、追加の起動音が聞こえるまで、「command + option + P + R」ボタンを同時に押し続けます。)

これを行っても、相変わらずカーネルパニック画面のまま・・・。

次は「SMCリセット」。

SMC (パワーマネージャ) をリセットします。リセット方法については、こちらの 記事を参照してください。
1. コンピュータに電源が入っている場合は、電源を切ります。
2. 電源アダプタを正常に動作しているコンセントに接続します。
3. 電源ボタンを 1 回押しながら、(左) 「shift + control + option」キーを押します。
メモ:MacBook Air キーボードの左側のキーを使う必要があります。
4. 5 秒間待ってから、電源ボタンを押して MacBook Air を起動します。

MacのSMCを初期化してスリープやバッテリのトラブルなどに対処する方法 / Inforati
これもダメ。だんだん希望の灯火が小さくなっていきます・・・。

次は、「werboseモードで起動」「シングルユーザーモードで起動」。
これに至っては何なのかよく分かりませんが、藁をも縋るとはこういうことでしょうか。
Mac OS X: シングルユーザモードまたは verbose モードで起動する方法

1. コンピュータがオンになっている場合は、システムを終了します。
2. 電源ボタンを押して、コンピュータを起動します。
3. その直後に、「command」キーおよび以下のいずれかのキーを押します。
o 「S」キーはシングルユーザモード(command + S)
o 「V」キーは verbose モード(command + V)
画面に白い文字が表示されたら、シングルユーザモードまたは verbose モードに切り替わったことになります。
シングルユーザモードを終了するには、以下を入力します。 reboot 次に「return」キーを押します。verbose モードは、コンピュータの起動処理が適切に進行すると自動的に終了し、青い画面が表示されます。
verbose モードが終了せず、進行状況に関するメッセージも表示されない場合は、コンピュータが終了するまで電源ボタンを押し続けてください。

MacをVerboseモードで起動して起動プロセスを表示する方法 / Inforati
verboseモードで起動を試したところ、
→白文字が流れる →青画面で止まったまま →どうやら不発に終わったようなので電源押し続ける →再起動 →やはりカーネルパニック画面・・・・・・orz

シングルユーザーモードで起動を試したところ、
→起動はできた! →しかしUNIXのコマンドなんて分からないので、とりあえず、reboot →再起動 →やはりカーネルパニック画面・・・・・・orz

もう、どうにも手の施しようがなくなってきました。
ここで、ふとハードウェア的におかしくなってる、ということもあり得るのかな? と考え、ハードウェアテストをやってみることに。
MacのハードウェアをテストするApple純正のユーティリティを使用する方法 / Inforati

起動音が鳴ったら「D」のキーを押し続けます。しばらくすると「Apple Hardware Test」が起動します。
なお、Intel Mac以外のMacでは、「D」の代わりに「Option」キーを押します。

いろんなブログ等をみるとハードウェアテストはフルで行うとどうやら4時間以上かかるのが普通だそうで・・・。
しばらく放置。
結果、4時間もかかりませんでしたが、3時間くらいはかかったでしょうか。
診断結果は異常なし。「問題は発見されませんでした」
ということはハードウェア的な問題ではない、ということがはっきりしました。
やれやれ、と思っておもむろに再起動ボタンを押す。
→グレー画面 →リンゴマーク くるくるくる・・・・ →青画面 いやな予感 →カーネルパニック画面・・・・・・・orz

今のところ、ここまで。
ジーニアスバーに持ち込む前に、他に試していない解決策をご存知の方がおられましたら、ご教示くださいませ。
何卒宜しくお願い致します。


(追記:12/17/15:51)
もう諦めてOSを入れなおすか・・・・と考え、徐にリモートブートでiMac側にインストールディスクを入れ、
アプリケーション/ユーティリティ/リモートインストール Mac OS X.appを起動。
MBA側では option を押しながら再起動。
Wi-Fiを認識させるとインストールディスクを認識したので、▲印をクリックしてインストールを開始しました。
ここで思い出したのですが、通常のインストール「クリーンインストール」の他に「アーカイブしてインストール」があったのでした。
「OS入れなおし」イコール「すべてのデータが真っ白フォーマット」と思い込んでいたのですが、これなら「ユーザアカウント情報を残したまま」OSを入れ替えることができる!

結果、約4時間程度かかりましたが、無事10.5.4に戻りました(笑)

ただ、まあ、アップデートできないという問題は残ったままですがね・・・・・・・・。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください