【Mac】MacbookAir M2 512GB スペースグレイ2022 をビックカメラのMacアップグレードプログラム+で調達


実に9年ぶりに新Mac調達である。

これまで使ってきたMacBook Air 11インチは2012年型を2013年に購入したものだ。
【MBA】MacbookAir 11inchi Mid2012 を購入、史上最小最軽量のMac、これがSSDの速さか!
【Mac】MacBook Air Mid2012 11inch のバッテリーを交換してみた #macbookair
【MacBook Air】wraplus for MacBook Air 11 インチ 【レッド】 スキンシールを貼ってみた

あれから40年。違う。それはきみまろだ。
あれから9年。
パソコンの世界で9年は、明治時代から令和くらいの感覚だ(当社比)。
OSやアクセサリは言うに及ばず、チップからディスプレイから何から何まで、全てが全く新しくなっており、もはや違うメーカーの製品なのではないかと思うくらいだ。

先代Airは、OSは10.8 Mountain Lion だったが、がんばってなんとか10.14 Mojave まで上げていった。よくがんばった。
しかし、Adobe Creative Cloud もアップデートに対応できなくなり、動画編集などの重たい作業はグルグルとレインボーカーソル(色的にはレインボーじゃなくなったけど、どうしてもこういう言い方になってしまう)が回って虚無の時間に耐える拷問プレイが日常になっていった。

仕事は会社から貸与されているWindowsマシンなので、特段すぐに困る、という訳でもなかったことから、新機購入をずるずると引き伸ばしてしまっていた。
そうしてずるずるしている内に2020年、AppleがMacに独自チップを搭載。
Appleシリコン、通称M1チップと呼ばれた新しい心臓部は驚異的な体感速度をもたらし(た、らしい)、中古Mac市場が荒れに荒れた(ように見えた)。
もはや中古でもいいか、と思ってヤフオクメルカリを物色していたところ、M1チップの登場により、それまでのインテル搭載型Macは見向きもされなくなった。
無論、私もIntel型には見向きもしなくなった。
そしてM1チップ搭載Macの中古価格は下がることなく、高値を維持し続けていた。
それでもできるだけ価格は抑えたいなあ、と物色を続けていると、2022年7月、AppleはM2チップ搭載機を発表する。
「買いたい時が買い時」とは、日進月歩の進化を遂げるパソコン界隈での言い伝えだが、購入の意思決定までの迷うという時間すら与えてもらえないスピード感に、小市民は翻弄され続けるしかないのだ。

そんなこんなの紆余曲折があったが、ようやく新機種を「調達」に至った。
今回、「購入」と書かずに「調達」としたのにはワケがある。
タイトルにもあるが、通常の買い方ではなく、残価設定型ローンでの購入なのだ。
Macアップグレードプログラム+(プラス)|ビックカメラ

よく自家用車での「トヨタ3年分ください」というやつだ。
残価設定型ローンとは?仕組みや金利、メリット・デメリットを解説! | 車購入のヒントならカルモマガジン
新品を購入時にあらかじめ2年とか4年とか先の査定額を算出し(これを「残価」という)、差し引いた額を分割ローンとするやり方である。
2年とか4年とかの契約年が完了した時点で、残価分を一括で「買い取る」こともできるし、残価分をあらためて分割ローンを組んで払うこともできる。
また、残価分を「下取り」としてビックカメラに引き取ってもらって、新しいMacで新たにアップグレードプログラムで残価設定ローンを組むことも可能だ(これはスマートフォンの購入と同じようなケースか)。
車のケースと違うのは「返却」が無いことだろうか。

ビックカメラのサイトでは読んでもわからないこともあったので、実際に川崎ラゾーナ内の店舗に出向いて聞いてみた。
店員さん曰く、2年とか4年とかの契約完了時に、残価を買い取るのはぶっちゃけビックカメラじゃなくてもいい、ということだった。
例えば友人などに残価を払ってもらっても同じことなので、という。
ビックカメラはあくまでも窓口というスタンスで、とはいえ買い取りもグループにソフマップがあるので商材の環流はできる。
その場合でも窓口としてのビックカメラを活用できる、ということだった。なるほど。

今回は4年プランで「調達」することとした。
4年プランはビックカメラのサイトでは申し込みができない。店舗での申し込みとなる。
また、4年プランでは、AppleCareとガラスコーティングが必須として含めての金額となる。
AppleCareは期間が3年なので、4年プランだと最後の1年が適用されないため、自分で延長申請しなくてはならないでの注意が必要だ。

色はなんでもよかったのだが、強いていえばミッドナイト(青)がよかったのだが、店頭在庫は無く、スペースグレイならあるということだった。
取り寄せもできたが、また1週間後に来店しないといけないということで、面倒なのでスペースグレイにした。
そもそも色はなんでもいい。
よくパソコンにステッカーをベタベタと貼り付ける人がいるが、それは本人の自由なので構わないのだが、私はどうもやりたくない。
(と言いつつ、旧機には真っ赤なスキンシールを全面に貼っていたが)

店頭で一応Oricoの審査があるが、15分ほどで結果が出る。
この時の申し込みだが、また大量の紙の書類に何度も何度も名前や住所を書くのか、とちょっと憂鬱だったのだが、なんと自分のスマホでQRコードを読み取り、入力フォームから送信するという方式で驚いた。時代は動いている、と痛感した。
ただ、この仕組み、QRコードを読み取って、そのままQRコードスキャナ内のブラウザで入力しないといけないのが残念な仕様。
QRコード内のブラウザからSafariなどへ飛ぶと、エラーになってしまい、そこまで入力した値も消えてしまうのだ。
覚えてない電話番号などを入力する際、一旦別アプリに切り替えて電話番号を確認して、また戻ってもダメ。最初からやり直しである。
しかし、自分のスマホでフリック入力などで入力できるので気が楽である。

そうして、申し込みが完了し、マシンを引き渡してもらってから、次はガラスコーティングである。
ビックカメラ内のPCサポートのようなブースへ連れて行かれ、そこでガラスコーティングの説明を受け、約1時間後に出来上がるという。
ガラスコーティングは、液晶画面だけでなく、キーボード部分と、ノート本体の天板部分にもコーティングが施されているという。
また、完全に硬化するのは10日間かかると言われた。持ち帰ってから10日も触らずに置いておけと言うのだろうか。まあ、触るけど。

いったんウチの姫様(娘)(本人は退屈らしいが無理矢理連れてきた)と甘いものを食べ(糖分を与えると落ち着く習性がある)、本屋さんでブラブラ(また何やらライトノベルを買わされた)し、再びビックカメラへ出向いて引き取り完了である。

M2チップ搭載MacBook Air – 仕様 – Apple(日本)
そして、まずは起動し、Wi-Fiをセットし、Chromeをインストールして、これを書いている。
調教はこれからだ。

さて、これから考えないといけないのは、
(1)これまでのMacからデータを引き継ぐ「移行」を行うかどうか
(2)周辺機器は何を揃えれば良いのか
(3)これまで使っていたMacBook Air 11インチくんをどうするか

(1)に関して。
これまではずっとMacを買い換えるたびにデータを引き継ぎ、まるで秘伝のタレのように大切にコピーを続けてきた。
ただ、昨今は主要なデータはほとんどがクラウドにある。
わざわざローカルにだけ保存するデータというのは、実はそんなに多くないはず。
クリーンインストールというわけではないが、まっさらな状態からコツコツと調整していけば良いのではないかと、今のところ考えている。

(2)に関して。
周辺機器のインターフェイスがThunderbolt(USBーC?)になったので、今のところ何も適切な機器を持っておらず、従って何も接続できず、マウスすら使えない状態である。
外で使うのであればマウスは必要ないが、ここ数年は外でMacを使うことは無くなったので、やはりトラックパッドよりは使い慣れたマウスが良い。
ちなみにマウスはトラックボール派である。
【GADGET】トラックボールマウス 『ロジクール トラックマン ホイール TM-250』を購入
【Mac】Macのマウスカーソルの速度を速くする3つの方法

(3)に関して。
OSのアップデートはこれ以上はできないので、このまま使うにはしばらくはいいが、1〜2年くらいで厳しくなってくるだろう。
バッテリーはこれまで2回ほど交換しているが、大体1年半くらいでヘタってくるのはわかっている。
1回目:【Mac】MacBook Air Mid2012 11inch のバッテリーを交換してみた #macbookair
2回目:※動画にしたのにブログに書いてなかったことが今判明した。

そこで、まだ何も調べてもいないが、Chromebookに生まれ変わらせることはできないだろうか、と考えている。
おそらく娘が中学生になれば、授業でPCを使うだろうし、その時使用するマシンはWindowsでもなくMacでもなくChromebookだろう。
追々調べることとする。

という記事を書きつつ、朝から夕方までずっとMusicアプリを立ち上げて、延々と曲を流し続けてみたが、バッテリーの減り具合は朝100%からスタートして夕方現在58%。
動画編集やクリエイティブな作業をしたわけではないが、ずっと音楽を鳴らし続けても十分に保つバッテリーだということは明らかだ。

今後も少しづつ調教をレポートしたい。

1件のコメント

  1. ピンバック:【Mac】MacBook Air M2 2022 の購入直後のセットアップリスト – Crazy One – glad design blog –

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください